Catch the Taxi

東京都内のタクシーを中心にアーカイブして居ます。

互助交通

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チェッカーキャブ無線/互助交通/日産・セドリック営業車 2021年4月撮影

 

既に行燈の交換が始まって居るチェッカーキャブ無線。初日は互助交通の砂町営業所のセドリックのみ撮影できました。

初日はまだまだチェッカー行燈が多い印象を受けましたが、2日目は既に行燈が交換された車両が増えてきた印象で、アナウンス通り、1週間程度で交換が完了しそうです。

 

セドリックはまだ違和感が少ないですが、やはりJPNタクシーやコンフォート系だとどうにもこうにも、チェッカーカラーの東京無線行燈は違和感があったり……。

 

そして撮影してから気付いたのですが、チェッカーキャブ無線東京無線行燈は行燈横に緑色でチェッカーキャブのラグビーボールが描かれてるんですね。解像度の関係で見づらいかと思いますが、ささやかな違いと言えそうです。いずれこの部分をわかりやすく撮ってみたいですね。

 

そして東京無線側に大きい変化はないと思われてましたが、どうやらJPNタクシー等、指定色ではない車両で市松帯が入る変更が行われているようです。

予想通り、行燈は東京無線、ボディは市松帯が入ることになりそうなので、今後導入されていくJPNタクシーはこの仕様が標準になるのかもしれません。

 

ところで、チェッカーキャブで行燈が交換されたJPNタクシーに色々バリエーションが発生してますが、何か基準があるんですかね?

 

東京無線の従来型をやたら屋根前方に付けた上で、後方の行燈はチェッカー無線表記のある、横長行燈が装着されたままの車両や、本所タクシー等で見られるJPNタクシーと同様に装着して居る車両等様々なようですが……。

 

それにしても、やはりこの光景、見慣れるまで時間がかかりそうです。本当に。

 

 

台東タクシー

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チェッカーキャブ無線/台東タクシー/日産・セドリック営業車 2013年7月撮影

 

#ThrowbackThursdayより、今週もまたチェッカーキャブ無線の車両を紹介。

 

今は亡き、台東タクシーのセドリック営業車。

グレードはクラシックSVですが、記憶が正しければ、この車両のトランクのバッジはブロアムの物に付け替えられていた記憶があります。

 

同社の営業権は東都に渡りましたが、場所は不明なものの、市松模様を消したオレンジに白ボンネットのセドリックが東都の営業所に置かれて居るとのことで……。営業には用いられては居ないようですが。

 

チェッカーでは互助や八洲、山三などと並んで日産党のイメージが強かった同社。既に廃業してから2年が経とうとしています。

業務提携開始

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左: チェッカーキャブ無線/東京合同自動車/日産・セドリック営業車

右: 東京無線/坂本自動車/日産・セドリック営業車 2020年11月撮影

 

本日より、チェッカーキャブ無線東京無線の業務提携が開始されました。

何度も記事で触れてきた通りですが、統合に向けた段階的な業務提携で、チェッカー車は今日から行燈が東京無線の物に随時交換され、一週間程度で全ての交換が完了する予定になって居ます。

 

現時点ではタクシーチケットの共通化とこの行燈の交換だけとのことですが、今後導入される車両からは車体デザインも共通化される予定になってるとのことで……。

 

チェッカーキャブのこの市松模様なんかは商標登録もされてるとの話も聞いているので、おそらく共通デザインにはこの市松模様が含まれたものになると思いますが、どういうデザインを考えているのか気になるところですね。

尤も、現時点でJPNタクシーに指定色が無いうえに、オリンピックやら補助金の関係で大量に深藍が導入されている関係上、都内では深藍以外のボディカラーのJPNタクシーを見かける機会は少ないのですが。

 

互助交通の公式ブログなんかを拝見すると、交換に時間がかかるようなので、4月中旬頃までは東京無線行燈のチェッカー車と従来のラグビーボール型行燈のチェッカー車が混在した状態になりそうです。

 

 

 

 

ミツワ交通

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チェッカーキャブ無線/ミツワ交通/トヨタ・クラウンコンフォート 2021年3月撮影

 

年度末である今日。明日からは年度初めとなると共に、チェッカーキャブ無線東京無線の業務提携が開始されます。

既に早いところは稼働して居ない車両を東京無線行燈に切り替えているようで、この交換作業はおおよそ1週間程度で完了するということのようです。

 

数年間は完全統一せずにそれぞれが独立した無線を保有した状態での業務提携とのことですが、東京無線のルールがチェッカーキャブ側に持ち込まれているとの話も耳にしていますし、S.RIDEとの兼ね合いやら、一部事業者ではGOが入ってる等、当面は配車関係の整理をすることになりそうですね。

チェッカーは一時期より減ったと言えど、相変わらず非無線系の事業者も多いので今後この辺りもどうなるのか気になるところではあったり。画像のミツワ交通も「チェッカー」表記なので非無線車両です。

 

にしても、やはりこの慣れ親しんだ行燈が姿を消すのは寂しいものです。

この色が完全消滅するわけではないですが、いずれは姿を消すことにはなりますし、ラグビーボール型行燈は都内ではグリーンキャブのみになってしまうことになります。

 

この市松模様も、今後導入されていく車両ではどうなるのか、気になるところです。やはりチェッカーと言えば、ラグビーボール型行燈と市松模様の組み合わせですから。

 

 

 

 

アサヒ交通

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チェッカーキャブ無線/アサヒ交通/トヨタ・クラウンセダン 2021年3月撮影

 

アサヒ交通のクラウンセダン。

微妙にフロントドアとフロントフェンダーの色味が異なるような気がしますが気のせいでしょうか?

 

さて。チェッカー車のラグビーボール型行燈も残すところ2日を切りました。

 

と言っても、4月1日から順次切り替え……というニュアンスだったので、おそらくもう暫くはラグビーボール型行燈のチェッカー車も見れるものだと思いますが、東京の馴染みある光景の一つだったオレンジのボディカラーにラグビーボール型行燈の組み合わせが今後は見れなくなると考えると寂しい限りです。

そして最後まで5台のみ走ってるというチェックルを見ることなく終わってしまったのが少し残念だったり……。日本交通のピンクの桜は数度に渡って目撃・撮影してるんですけどね。

 

JPNタクシーの関係で指定色が事実上消えた都内のタクシーですが、今後はまた指定色が復活する可能性も無きにしも非ずですし、新しいカラーリングを考案するような旨がありましたが、はてさて。緑色ベースになるのかオレンジ色ベースになるのか、はたまたそのどちらでもないのか。

 

ヤマト、佐川、日本通運等の大手運送会社しかり、都営バスのフルフラットバスしかり、明確な「コストカット」が伺えるカラーリングに切り替えるところが増えて居るので、将来的に統合された東京無線/チェッカーキャブ無線の車両の独自カラーが白ベースの地味目でコストカットを感じるカラーリングではないことを願ってます。

 

私個人の意見ですが、タクシーも運送会社も、そしてバスも、やはり企業独自の色に塗って「コーポレートカラー」を前面に出して欲しいと感じます。一目見て「その会社」だとわかる色って結構大切な気がするんですよね。

まあ何か悪評が付くようなことが起こってしまうとその目立つカラーリングが仇となったりするので、一概にメリットだけというわけではないのですが。

 

 

 

 

 

東京合同自動車

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チェッカーキャブ無線/東京合同自動車/日産・セドリック営業車 2021年3月撮影

 

荒川区の日暮里にある東京合同自動車。元東京自交無線所属で、2010年6月までEM自交無線、以後はチェッカーキャブ無線に他の数社と共に加盟しました。

 

日暮里駅から程近い場所に営業所があるようで、大日本交通の日暮里営業所とも近いようです。

 

そんな同社は東京自交無線時代からの日産党のようで、40台在籍して居るタクシーもセドリックが殆どで、NV200が1台在籍して居るようです。

ただし、同社のホームページ上にはJPNタクシーらしき車両も確認できるので、JPNタクシーの導入もゆっくりとながら始まって居るのかもしれません。

 

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チェッカーキャブ無線/東京合同自動車/日産・セドリック営業車 2021年1月撮影

 

こちらは同社に在籍する黒タク(エクシードキャブ)。チェッカーカラーがオリジナルに対し、こちらはクラシックSVが導入されています。

小松川タクシー

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チェッカーキャブ無線/小松川タクシー/トヨタ・JPNタクシー 2021年3月撮影

東京無線との業務提携開始が差し迫ってるので、数日に分けてチェッカー車を紹介。

小松川タクシーのJPNタクシー。ピンク色のUDタクシーステッカーが貼られた2020年以降のモデルです。何気に東京無線との業務提携が決まって行燈が変更されることもあり、ピンク色のUDタクシーステッカーが貼られたチェッカー行燈のJPNタクシーが見れた期間はあまり長くは無かったことになります。

 

小松川タクシーと言えば、2016年5月頃まで130系クラウンステーションワゴンのワゴンタクシーが在籍して居た事でも知られる事業者です。流石に現在は退役してしまって居ますが、タクシーフリークでは有名な個体だったように思います。

 

私のイメージとしては、クラウンステーションワゴン以外にも20系プリウスをいち早く導入して居たイメージが強いです。流石に20系プリウスも退役して久しいかと思いますし、現在見かける同社のタクシーはクラウンコンフォートかクラウンセダン、そしてJPNタクシーだけです。

 

余談ですが、ストリートビューで同社の営業所を覗いてみると、導入直後で稼働前と思われるJPNタクシーが確認でき、市松模様が入る前かつ、事業者名の表記も無い行燈だけ載せられたまっさらな状態の2020東京五輪限定色のJPNタクシーが確認できます。