チェッカーキャブ無線/ミツワ交通/トヨタ・クラウンコンフォート 2020年12月撮影
このラグビーボール型行燈もそろそろ見納め。
ということで、チェッカーキャブで一番オーソドックスであったであろう、クラウンコンフォートをアーカイブ。ミツワ交通所属の車両です。
同社は既にJPNタクシーの導入を進めており、ゆっくりとながらJPNタクシーに置き換えられていますが、まだまだクラウンコンフォートも現役です。
かねてよりトヨタ党の同社は黒タクにクラウンセダンを用いて居ます。
元々、同社はチェッカーキャブ所属ではなく、EM無線所属で東京自交無線との合併辺りで三ツ矢タクシーと共にEM自交無線とチェッカーキャブを掛け持ち加盟して居たようです。2010年にはチェッカーキャブ一本に絞って居ますが。
バブル期に見られた「ブルーラインタクシー」ですが、ツイッター上にて同社の130系クラウンセダン前期型のブルーラインタクシーを確認して居たり。
この点から考えると、EM無線カラーのクラウンセダンも存在して居た可能性が極めて高いのですが、資料に乏しく、現時点でEM無線カラーのタクシーはマツダ・ルーチェ、日産・セドリック営業車、日産・クルーしか確認できておりません。
幼少期にクラウンコンフォートのEM無線カラーを見たような記憶があるのですが、子供の頃の記憶で朧げですし、EM自交無線でトヨタ車は元自交無線所属(=旧東京自交カラー)が多かったので、記憶違いなのかもしれません。
行燈の種類も変わりつつある今、都内でラグビーボール型は残すはグリーンキャブのみ。
また、EM無線も大本の梅田交通グループが日本交通と業務提携を開始して居ますし、EM無線の行燈が見納めになるのも時間の問題なのかもしれません。