Catch the Taxi

東京都内のタクシーを中心にアーカイブして居ます。

練馬交通

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東京無線/練馬交通/トヨタ・コンフォート 2021年2月撮影

 

練馬交通のコンフォートは「85-59」の車両が頻繁に目撃されており、他のコンフォートの所在が不明……という印象だったのですが、何気に今年の2月末に「61-35」の別個体を記録して居ました。

一昨年目撃した「81-97」が現存して居るのか気になるところですが、少なくともこの写真の個体よりは登録が後ではあるので、まだ残っていると思いたいところですが、果たして……?

 

都内では圧倒的にクラウンコンフォートが多い為、コンフォートを見ると少し違和感を覚えたりするのですが、これがコンフォートの多いような地域だと、逆にクラウンコンフォートを見ると少し違和感を感じる、逆転現象が起こって居たりするのではないか、と思っています。

 

しかしながら、車好きでもクラウンコンフォートとコンフォート、なんならクラウンセダンまでもがごっちゃになっていたり、なんなら同じ車種だと思って居る人が結構見受けられますので、まあタクシーに興味ないとこの辺も仕方ないのかもしれません。それぞれ別の車種で、細かいところが色々異なります。

 

なんなら、乗用車モデルのセドリックとグロリア以上に異なる車なんですがなかなか周知され難く……。

 

参考までに、トミーテックトミカリミテッドヴィンテージ(TLV)で出たのは「クラウンコンフォート」と「クラウンセダン」、そして「香港仕様のクラウンコンフォート」ですが、コンフォートが出たからGT-Zを出せる!なんて思ってる人が意外と居るんですよね。

それぞれ別車種で、コンフォートに関してはホイールベースがTLVで出た3車種と異なるので忠実にやるのであればパーツを変えてコンフォートGT-Zを出す、と言ったことはできません。まあTLVのタクシーの出来が意外とお粗末だったのを見るに、割とやりかねない気もしてるんですが。

 

いずれ、コンフォート、クラウンコンフォート、クラウンセダン、香港クラウンコンフォートの違いをまとめた記事を書いてみたいとは思ったりはするのですが、細かいグレードの違いや、クラウンセダンのYXSとTSSをぱっと見で見分けられる眼を持ってない私が記事にして良いものか悩んでしまったり。

 

それだけ奥深いタクシー車両の世界ですが、タクシーのドライバーさんは飽くまで「仕事」でタクシーを乗っているわけですから、自分が乗務してる車両が珍しいというのをわかってないことも当然あることなので、撮る側(≒オタク)の心理やカメラを向ける理由を理解されなかったりもしますから、バスや電車以上にシビアな世界だなあ、と思ったりします。

 

タクシーに限らずですが、今はスマホのカメラで誰でも記録出来るが故に、写真を撮っているだけでも、晒し行為に勘違いされてしまうこともなんら珍しくなく。目立つカスタムカーを乗って居ても、写真を撮られるのを嫌がるドライバーも居ると聞いてます。

この辺も全て、時代故なんでしょうが、写真を撮るのも気を遣う時代なんだと思います。お互い気持ち良く居られると良いのですがね。

 

と、経験談から書かせてもらいました。一度セドリックに乗務して居る方に話をして写真を撮らせて貰った際に感じた事です。

 

ある意味、ツイッターで頻繁に情報発信して、ツイッターユーザーと一定の交流を持っている会社の方がこの辺は一定の理解をしてくれるのではないかとも思ったり。

 

全員が全員、カメラに撮られるのが大丈夫なわけではないので、この辺も考えつつ、上手く趣味を続けたいところです。

と、タクシーから逸れた話になりましたが、記録する上で避けては通れない話だとは思うので書き記しておきました。