Catch the Taxi

東京都内のタクシーを中心にアーカイブして居ます。

七福交通

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チェッカーキャブ無線/七福交通/日産・セドリック営業車 2017年5月撮影

 

何気に私が記録してきた中で、大手グループ系で最後の都内のフェンダーミラーセドリックはチェッカーキャブ無線と東京七福グループに両方加盟する七福交通のセドリックだったりします。

 

2021年4月30日時点でも、山手タクシーでクラシックSVのフェンダーミラー世代が現存することを確認しましたが、大手グループに残るセドリックはいずれも2010年から2014年の生産終了までの間に製造された15インチドアミラー世代のみで、それ以前の14インチドアミラー及び、フェンダーミラー世代は絶滅した……と言っても過言ではないように思います。

 

尤も、互助交通のようにセドリックに拘りの強い事業者では中古で車両を入れることもあるようで、つい最近もドアミラー世代の黒塗りセドリックを導入した……という公式ブログ記事が紹介されて居ましたので、もう暫くは都内でもダットサン研究会に加わっている事業者を中心にセドリックが拝めそうですが、既に生産終了から今年で7年目を迎えるわけですし、今後はますますJPNタクシーが台頭する一方で、セドリック、そしてクラコン系の車両が都内のタクシーから退いていくことに変わりはありません。

 

さて、話は逸れましたが、2021年現在、クラウンコンフォートしか在籍して居ない七福交通も、フェンダーミラーのセドリックを使用して居ました。

ナンバーを撮って居ないので、一体これが中古ないしはどこかのお下がりなのか、ここが導入した車両なのかもよくわからない状態になってしまって居ますが、一つ言えることは、現在クラウンコンフォートしか在籍して居ない点を考えるに、かつてはセドリックを、ドアミラー化後はセドリックからクラウンコンフォートに切り替えて、現在に至る……という具合ではないかと思います。七福グループ系の事業者は東武タクシー以外は立体駐車場とのことなので、クラウンコンフォート系亡き今、新車をどうするのか気になるところですが、はたして……。

 

4月30日時点では確認してませんが、相変わらずチェッカー行燈から東京無線行燈への切り替えがスローペースで、4月27日頃でもまだラグビーボール行燈が確認出来ました。

ですが、流石に台数も減って居ましたし、今日から5月なので、交換完了しているのではないかと思います。まだ在籍して居るようであれば、最後のチェッカーラグビーボール行燈を拝んでおきたいところです……。

 

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チェッカーキャブ無線/七福交通/日産・セドリック営業車 2017年9月撮影

 

こちらは上の写真から4か月後に撮影したもの。

無線番号が違うので別個体ですが、この時点で退役したようでナンバーが取り外されて居ます。手入れがされていたのか随分と小綺麗で、このまま廃車にするというよりも、中古として放出されそうな雰囲気が漂ってきますが、その後どうなったかわからず……。

 

2017年前半時点では僅かにセドリックが混ざって同営業所内に止まっていた記憶がありますが、この車両を撮影した後に同営業所内にセドリックが居たのを見た記憶がありません。

というか、5月に撮影した時以降、9月にこのナンバーが外された状態のを撮影するまで見かけた記憶が無いんですよね。頻繁に通る場所ではないので、たまたま通った時に営業中で見かけて居なかっただけだとは思いますが……。