チェッカーキャブ無線/三ツ矢タクシー/トヨタ・クラウンコンフォート 2021年11月撮影
グリーンキャブのチョコミントカラーに塗られたJPNタクシーが正式発表され、その数日前に目撃ツイートが成されたことで賑わっている今日この頃。
当方は現地に赴いていないので撮影がまだ出来ていませんが、撮影が出来たら良いなあと思いつつ、今回はチェッカーキャブ無線で5台のみが存在する「チェックル」を目撃したので記録。
東京無線と合流したことで行灯が変更された事もあり、2016年から運行開始されているこのチェックルも、引退に追い込まれたものだと勝手に思っていましたが、行灯を変えたのみで、しっかりと生きながらえているようです。行灯を変えずにそのままでも良いのではと思わなくもありませんが。
この車両は三ツ矢タクシー所属で、東京おもちゃショー2018で出展したチェッカーキャブ無線組合がブース内に展示していた車両と同一個体と思われます。
しかし、チェッカーキャブをよく見かける地域に在住していながら、チェックルを拝んだのはこれが初めての事だったり……。チェックルは行灯が専用のデザインでもありましたから、東京無線行灯に交換されるよりも前に拝みたかったところです。
調べてわかる範囲では三ツ矢タクシー以外に、富士交通、栄自動車、東京合同、天龍交通、洲崎交通、今はkmに移籍した三和交通でそれぞれ存在していたようですが、これだと数も合いませんし、車体の更新や、それこそ三和交通のように脱退や廃業等で引退もよくある話ですから、現在チェックルを保有している会社は変わってる可能性も……。
少なくとも、東京合同に存在していたNV200がチェックルだったようですが、既に同社からNV200は引退しているようですし、東京合同から別のグループ内の車両に変更されているのかもしれません。
また、おもちゃショー2019でもチェッカーキャブは出展していたようで、同ブースには東京ヤサカが保有するJPNタクシーにチェックル行灯とチェックルステッカーが取り付けられて展示されていたようです。
今後、このように車体にチェックルを描くことで継続していくのか、車体代替のタイミングでそのまま廃止していくのか、気になるところです。
(2022/3/14追記)
なお、このチェックル車両は運転席側のみチェックルが残っているのみで、残念ながら助手席側の左後部の自動ドアにはチェックルではなく「S.RIDE」のドア広告が貼り付けられているとのことで。
最近ではチェッカーキャブでも前後ドアを使用した「S.RIDE」広告が出てきて居ますから、もしかするとこの車両は真っ先にそれに対応した広告に変更されて、チェックルステッカーが剥がされている可能性があります。