かつてはセダンのイメージが強かったタクシーも、気付けばJPNタクシーの登場で非常にバラエティ豊かになりました。
アメリカではトヨタ・RAV4やフォード・エスケープと言ったSUVがタクシーに使用されるケースもよくありますが、日本でSUVをタクシーにしたケースは非常に少なく、当方の印象では2010年代後半にようやく個人タクシーで使用されるケースが出てきた……という印象があります。
この車両もタクシーで思わず見かけて驚いた1台。マツダのCX-8です。
CX-5の上位互換車で、日本市場におけるマツダ唯一の3列シートSUVです。プレマシーやビアンテ、MPVと言ったマツダのミニバン車種の事実上の後継車という立ち位置のCX-8ですが、早くも生産終了が予定されているという話も……。
かつてマツダのタクシーと言えばタクシー専用車両のカスタムキャブやルーチェが存在しましたが、私が生まれる以前の話で実車を見たことは有りません。
2000年代後半にはアテンザが個人タクシーとして使用される事も増え、2016年にはトミカでもアテンザの個人タクシーが製品化されたのも記憶に新しいですが、ついにSUVも使用されることになろうとは……。
ハリアー、RAV4、アウトランダーPHV、ヴェゼル等、多種多様なSUVのタクシーを記録していますが、今後も少数ながらも特に個人タクシーではSUVベースのタクシーが出てきそうですね。
余談ですが、今年の頭にもCX-5の個人タクシーを目撃していたりはするのですが、ナンバーや装備等を見るにどうも白タクの疑いが非常に強かったので、掲載は保留しております。