
日本交通/日生交通/トヨタ・JPNタクシー 2024年11月撮影
日生交通のJPNタクシー。
通常、日本交通のタクシーはドアにGOのラッピング広告が貼られるのが基本になっていますが、同社のタクシーに限り、GOのラッピング広告を施していない車両が多数在籍しています。
おそらく車両の拘りが強いということの証左だと思いますがはてさて。
既にアーカイブしている指定色のクラウンセダンに加え、黒色のクラウンセダンにもラッピングが施されて居ないのを確認して居ます。そしてこの度、JPNタクシーにもラッピングがない車両を記録。
随分とスッキリして見えると共に、前ドアに無線番号やTAXI表記などが集中しているのはかつての日本交通のJPNタクシーの姿を思い出させてくれます。
考えてみれば、JPNタクシーが出たばかりの2017年は後部ドアに2020東京五輪のステッカーが貼られていた兼ね合いで、後部ドアにはタクシー表記や無線番号含め、手を付け加える事が禁じられており、チェッカーキャブですら、後部ドアにのみ、ストライプが入っていませんでした。
当然、今のようなドアラッピングは主流ではなく、この手のドアラッピングが増えたのは2020年に入ってからのように思います。
その頃から前ドアにタクシーアプリの広告ラッピングが増え、2021年の五輪終了と共に五輪ステッカーを剥がし、前後ドアに大きくラッピングを施すところが増えた印象です。
また、2021年の冬辺りからセダン型車両にもドア広告が増えた印象です。
Googleで遡って調べる限り、日本交通は2018年くらいまでは前ドアに貼ることは皆無だったようですが、クラウンセダンが本社営業所から全車引退した2019年辺りから前ドアにJapan Taxiの広告が入るようになったようです。
今後同社がドア広告ラッピングを施すのかは不明ですが、出来ればこのまま広告を貼らないままで居て欲しいものです。