Catch the Taxi

東京都内のタクシーを中心にアーカイブして居ます。

栄泉交通

日本交通/栄泉交通/日産・セレナ 2024年4月撮影

 

栄泉交通の現行、C28セレナ。

徐々に日産党の事業者で現行セレナの導入が進んで来ていますが、ここに来て栄泉交通でも導入されました。JPNタクシー等を除けば、同社が日本交通に移籍してから初の新車ではないかと思います。

 

日本交通のC28セレナはおそらく同社が唯一と思われます。

 

かつて日本交通本体はトヨタ車をメインとしつつも、日産系のお得意先を考慮してか、日産車も一定数導入していましたが、気付けば日本交通本体に日産車は現存せず、今はトヨタ車のみ。

 

もちろん、日産が現行のタクシー専用車両もしくはグレードを用意していないという事情もありますが、いささか寂しいものがありますね。

 

(2024/4/20追記)

どうやら日本交通の業務提携事業者の一つである日立交通にもC28セレナが導入されているようです。

 

東京梅田交通第二

日本交通/東京梅田交通/トヨタシエンタ 2024年4月撮影

 

梅田交通が保有する先代シエンタ

全国各地でタクシーとしても見かける機会の多いシエンタですが、日本交通の行灯を装着しているものは何気に梅田交通の車両だけだったりします。

 

既に日本交通は指定色を用いる事はしておらず、もっぱら黒色もしくは深藍なわけですが、もし指定色を現在でも使用していたのなら、シエンタも4社イエローで塗装されていたのではないかと思います。

 

長崎県のタクシー会社だったと思いますが、4社カラー風の塗色のシエンタが走っているという話を聞きまして、ちょっと気になる存在だったりします。

 

全国各地、元4社の中古を使用した事でそのまま土着的に指定色として使われるようになったであろうと思われる会社が存在しますが、元々使用していた都内の4社が指定色を辞め、地方に現存する4社指定色が継続して使用される逆転現象に少し皮肉めいたものを感じてしまったり……。

 

 

 

中京自動車

チェッカーキャブ無線/中京自動車/トヨタシエンタ 2024年3月撮影

アーカイブがご無沙汰気味ですが、諸事情で多忙を極めていてなかなかこちらに時間を割けず。記録はちょこちょこしているので、隙間を見つけてはアーカイブしていこうとは思います。

 

今回アーカイブするのは中京自動車の指定色の先代シエンタ。白ベースに朱色を塗装しているようです。

何気にトヨタ車の中で一番新しい”チェッカーキャブ指定色”がこのシエンタだったりします。

チェッカーキャブカラー全体で見ると、一番新しいのは先代の日産・ノートe-POWERでしょうか。残念ながら導入していた事業者が脱退もしくは廃業を選択しているので、現存はしないと思われます。JPNタクシーで引き継がれて欲しかったものだとつくづく……。

 

さて、4月に入り新年度に切り替わりました。昨年の11月にアナウンスがあったように、2024年1月から段階的に準備が進められ、4月1日からアナウンス通り、東京無線との無線統合が行われました。

 

無線統合の直前、3月末には大洋モータースがチェッカーキャブを脱退し、大和自動車交通もとい、信和事業協同組合に加盟。

また、新東タクシーも脱退し独自無線に舵切りしました。

 

ロイヤルリムジングループに買収された品川交通も、4月からは「Z」として営業を続けているようで、チェッカーキャブカラーのまま、表記がZ、S.RIDE対応で更に車両もそのままで古い……という珍妙なものが走っているようです。

 

チェッカーキャブの公式サイトは無線統合が行われた旨、今後は東京無線がメインになることが記述されており、かつての事業者一覧やトップページは見られなくなっています。

 

当分はチェッカーキャブの名称は残ると思いますが、チェッカーキャブとしての営業は終了したことに、一つの時代の区切りを感じますし、寂しさを覚えます。

 

今後、市松帯はどう扱われるのか、気になるところですし、場合によっては東京無線カラーのJPNタクシーが登場するのかも気になるところですが、はてさて……。

 

 

 

 

立川観光自動車

立川観光自動車/トヨタ・JPNタクシー 2024年3月撮影

 

立川観光自動車のJPNタクシー。グレードは匠、ピンクのUDステッカーなので2020年以降のモデルと思われます。

 

同社のホームページによると52台が在籍。よく見るとkmGオートアシスト開発のミラクルミラーを装着しています。

 

都内では見かけない山型行灯が特徴的です。

 

とまあ、あまり馴染みがない会社と地域故にあまり書くこともなかったりするのですが、こうして行った先々で見かけたタクシーを記録しておくのも結構大事な事。

 

最近は東京都下のエリアでも、東京4社が幅を利かせつつありますし、タクシー業界の厳しい現状を考えるに、いつなにがあってもおかしくはありません。

また、立川は日本交通の営業所がありますから場合によっては……なんてこともありえるわけです。

サンベスト東信

山手グループ/サンベスト東信/トヨタ・JPNタクシー 2024年3月撮影

 

昨年、信和事業協同組合を脱退し、元鞘である山手グループに戻ったサンベスト東信。

山手グループに戻ったことでナンバーを再取得しているようで、車両番号に合わせた希望ナンバーを取得してます。

 

行灯は大和自動車交通時代から変わらず、球体行灯を屋根前方に取り付けており、相変わらず違和感がある仕様です。

 

脱退に際して、S.RIDEからGOに積み替えられているようです。やはり、S.RIDEよりもGOの方が旨味があると感じるタクシー会社は多いのでしょうか。

グリーンキャブ

グリーンキャブ/新宿本社営業所/トヨタ・JPNタクシー 2024年2月撮影

 

グリーンキャブのJPNタクシー指定色。緑のUDステッカーなので2020年以前のモデルと思われます。

 

無線番号は331。7台目の記録なので残すは11台。まだ先は長いですね。

 

毎年、この日は自分のお気に入りを紹介していますが、流石に古いアーカイブから持ってくるにはネタが無くなりつつあること、2024年現在の東京を走るタクシーで指定色セドリックを除いた時、一番好きなのは同社のJPNタクシーということでこの日にアーカイブしてみました。

 

都内ではやはり殆どが黒(と深藍)、そして個人タクシーの白と言っても過言ではない現状。

記録を再開した2020年以降、毎年指定色の台数が減少しているように感じていましたが、昨年の後半辺りからそれが顕著になり、乗り場に指定色がまったく居ない……なんてこともざらになりました。

 

そんな現状故に、1台でも多く指定色のJPNタクシーないしはシエンタ等のタクシーが増えることを願わずは居られません。

グリーンキャブ

グリーンキャブ/江戸川営業所/トヨタ・JPNタクシー 2023年11月撮影

 

グリーンキャブのJPNタクシー。S.RIDEドア広告付き。緑色のUDステッカーなので2020年以前のモデルと思われます。

 

現役の23区武三のグリーンキャブ車両は一通りアーカイブしているつもりで居ましたが、どうやら基本スタイルであるこの車両をアーカイブしていなかったようです。

 

東京五輪後、同社の基本スタイルは深藍のJPNタクシーにドア広告が付いているものです。

 

とは言え、最近はドア広告が無い車両も見かけ、すべてがすべてドア広告付き車両というわけではないようです。

 

ラッピングの性質上仕方有りませんが、順光で撮るとこのように深藍のボディカラーとラッピング部分の色がまるっきり異なるのがわかります。

 

そしてアーカイブしていて気がついたのですが、後部ドアにある車体番号兼無線番号、車両によって四角で覆われているものと覆われていない車両が同時に存在するようです。

営業所の違いというわけでもないようですし、なにか基準があるのか気になりますね。