国際自動車(km)/マコト交通/トヨタ・JPNタクシー 2021年7月撮影
厳密に言うとkm本体の車両じゃありません。
km本体は前後バンパーにkmとアンダーラインが引かれていますが、それ以外の業務提携事業者はトランクに書かれた○の中の一文字と営業所所在地域を示す()の地域だけで判別するしか方法がありません。本当に分かりづらいのでいい加減辞めて欲しいのですが。
墨田表記のこの車両はマコト交通か元チェッカーキャブ加盟の冨士自動車の二択ですが、撮影した当時、リアを確認したにも拘らず、記事にするのが遅すぎてすっかり失念してしまいました。
ストリートビューで確認する限り、マコト交通はまだクラウンセダンが主力のようですし、冨士自動車はかなりの数がJPNタクシーに置き換わっているので、冨士自動車の車両のようにも思いますが、ストリートビューで確認出来る同社のJPNタクシーは社外ホイールではなく、純正ホイールなんですよね。
ところで、この社外ホイール、偶に目にするものですし、以前も大和の栄光交通でも目撃しているので、調べてみたところ、どうやらタクシーパーツを販売している阿部商会が展開する「プロキス」のホイールのようです。
日本交通に続いて、業界2位のkmですが、数が多いだけに、いくら社内教育を施していたとしても、ドライバーの技量でピンキリになってしまうのは致し方ないとは思いつつも、つい先日、信号無視するkmのタクシーを目撃しました。
前後バンパーにkm表記が無いので業務提携事業者のいずれかだと思いますが、通りすがりで○の中の文字を確認するのは難しく、特定には至らず……。
kmのこの表記はおそらく「業務提携事業者であろうと、kmグループの一員なのでご意見やクレーム等もkmのものとして扱う」という心意気から来てるのかもしれませんが、現状、kmを隠れ蓑にして会社の特定を難しくしてるだけになってるので、あんまり良い表記だとは思えませんね……。
まあタクシー会社にクレーム入れてもロクに対応して貰えないなんて話も偶に聴く話ですし、今回の信号無視もタクシー会社がどうこうするべき事案というよりも警察の管轄のような気はします。
事故にならなかっただけ良かったと思いますが、一歩間違えてれば人を轢いてもおかしくない状況でしたし、タクシードライバーに限らず、車を運転する方は十分注意して頂きたいですね。
(2021/9/27 追記)
無線番号からマコト交通ではないかとコメントを頂きましたので、暫定的にマコト交通と表記しております。