Catch the Taxi

東京都内のタクシーを中心にアーカイブして居ます。

日本城タクシー

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日本城タクシー/トヨタシエンタ 2019年12月撮影

 

タクシーの話題関連でシエンタのものを見かけたのでこちらのアーカイブと合わせて記述を。

 

大阪の日本城タクシーのシエンタ

調べる限り、見つかる同社のシエンタのタクシーは黒色に黄色のストライプが入ったものが主流で、私が撮影したこのグリーンマイカメタリックに黒ストライプの物が見つからないのですが、塗装前の車両なのか、中古で引っ張った車両をそのまま使用しているのか、少し不思議な個体です。

 

タクシーの表記の仕方が一昔前のニューヨークのイエローキャブを彷彿とさせるデザインで、チェッカー模様と相まって日本のタクシーというよりはアメリカのタクシーのようなデザインです。名前はダイレクトに「日本」が入るものですが。

 

今回、シエンタを取り上げたのはWEBカートップの記事を読んでのこと。

 

 

当ブログでも何度か触れた通り、JPNタクシーは車体価格が高いこともあり、一部事業者では敬遠されがちで、シエンタを導入し、それをLPG車改造した方がJPNタクシーよりも安上がりということで特に地方の事業者ではJPNタクシーの代わりにシエンタを導入する事が多い印象です。新潟県では特にシエンタでの置き換えが多い、なんて話も。

 

ある意味、中型車を多く導入する首都圏に対し、小型車を多く導入する地方……という構図に近いものを感じていたのですが、ここに来て、どうやらシエンタがタクシー向け設計では無い事が仇となっているようで、スライドドアの耐久性がJPNタクシーに劣るらしく、その修理費を込みで考えるとトータルコストがJPNタクシーと大差ない……という事で業界で再評価の動きがある。という記事です。

 

タクシー専用設計として開発しているだけあり、その辺りが抜かり無いのは流石、天下のトヨタと言わざるを得ませんね……。