グリーンキャブ/江戸川営業所/トヨタ・クラウンセダン 2022年8月撮影
グリーンキャブ江戸川営業所のクラウンセダン。阿部商会の社外ホイールを履いています。同営業所は他の営業所と比べてクラウンセダンの比率が高いように思いますが、どうなんでしょう?
JPNタクシーを積極的に導入し、自社塗装で指定色をも走らせている同社ですが、おおよそ1年弱が経過した今、指定色JPNタクシーはまだ15台程度と運行開始当初から台数がそこまで増えていないようで、やはりまだまだ珍しい存在です。
かつて、東京のタクシーは非常にカラフルで、最盛期は9割どころか99%が指定色だったといっても過言ではないと思いますし、私が物心付く時でも、指定色のタクシーが7割以上占めていた事を考えると、今の指定色が3割にも満たない程度の割合にまで落ち込みつつある現状に寂しさを覚えてしまいます。
ニューヨークのイエローキャブで9割以上占めていたクラウンヴィクトリアが、今では2台を残すのみでそれらの引退も時間の問題という状況に抱く感情とほぼ同じものを感じてなりません。
時代の流れなので当然、かつてのマジョリティがマイノリティになるというのはなんらおかしな話ではありませんが、やはり慣れ親しんだものが消えるというのは大変寂しいものですね。
130系クラウンセダンがクラウンコンフォートに切り替わっていった時代を生きていたタクシーオタクの方やドライバー達も同じ感情だったんでしょうか。