Catch the Taxi

東京都内のタクシーを中心にアーカイブして居ます。

グリーンキャブ

グリーンキャブ/江戸川営業所/トヨタ・クラウンセダン 2023年2月撮影

 

グリーンキャブのクラウンセダン。ペパーミントグリーンの指定色です。

 

同社では指定色のJPNタクシーが登場し、年に数台ペースと非常にゆっくりではありますが、台数を増やしている関係か、指定色のセダンにはS.RIDEのドア広告ラッピングが施されるケースが増えた為、指定色セダンでドア広告無しは極めて貴重な存在となりました。

 

しかしながら、まだ一定数、ドア広告の無い、オリジナルの指定色セダンが存在しているようです。

とは言え、グリーンキャブの場合、屋根が深緑色という事もあり、ドアが黒色のS.RIDE広告も案外悪くないとは思えるのですがね。

 

最近は指定色であろうと、お構いなしにドア広告を施して指定色の良さを潰しているケースも増えてしまいましたが、案外、ドア広告無しの指定色そのままの車両も少数存在しており、上手い具合に共存しているのだと感じる事があります。

 

尤も、今の東京のタクシーは確実にヒエラルキーが存在し、深藍または黒色のJPNタクシー、或いはそれに準ずるミニバンタイプが非常に好まれ、セダン、それも色付きはスルーされがちという現状があります。

 

セダンはその車体の作りから、乗降性の悪さこそありますが、乗り心地に関してはセダンの方が優れているのですが、近~中距離のタクシー利用ではそこまで重視され難い部分ですし、致し方ないでしょうか。

 

私自身、JPNタクシーを好んで乗る側の人間ではありますが、ショーファードリブンに適したセダンの良さも理解していますし、今後、都内からは指定色のセダンが減少していく事を考えると、むしろセダン型こそ乗れるうちに乗っておくべきものだと思えますね。

まあ私の場合、優劣を付けるとすれば、色付きJPNタクシー>色付きセダン>JPNタクシー>黒セダン>その他にはなるのですが。