Catch the Taxi

東京都内のタクシーを中心にアーカイブして居ます。

日交タクシー

グリーンキャブ/日交タクシー/トヨタ・クラウンセダン 2023年6月撮影

 

仙台市のタクシーの個人的な目玉の一つ、グリーンキャブこと日交タクシーのクラウンセダン指定色。都内では無くなってしまった、グリルのJR駅構内証が魅力的です。189号車。

 

東京ではすっかり深藍のJPNタクシーが主流で、次いで見かけるのはクラウンセダンの黒。

グリーンキャブをこよなく愛する某氏の手によって、グリーンキャブの無線番号及び車種、色の非公開リストが作成されましたが、同社に残る指定色の割合は黒よりも少なく、指定色のJPNタクシーを入れても、全体のおおよそ1割強と言ったところで、一昔前の指定色と黒色の割合が完全に逆転していると言わざるを得ません……。

 

グリーンキャブ/日交タクシー/トヨタ・クラウンセダン 2023年6月撮影

 

319号車。

かつて都内を走り回っていた同社の指定色の車両がどこに行ったのかと言えば、その多くは仙台で第二の人生を送っています。

 

以前の日交タクシーのコンフォートの記事で触れた通りで、日交タクシーのコンフォートを都内の指定色クラウンセダンのお下がりで置き換えており、置き換えが完了した後は追々、行灯もグリーンキャブのラグビーボール行灯に切り替えるという話があるとか。

 

グリーンキャブ/日交タクシー/トヨタ・クラウンセダン 2023年6月撮影

 

322号車。

結構、速いペースで置き換えているのか、結構な頻度で見かける事に加えて場合によっては仙台駅のタクシー乗り場に5台が並んでる事も珍しくありません。詳しく調べたわけではないので、仙台におけるタクシー会社のシェア率がどのようなものかは存じませんが、日交タクシーは都内でも「準大手」なだけあり、結構高いシェアを誇っているように思います。

 

グリーンキャブ/日交タクシー/トヨタ・クラウンセダン 2023年6月撮影

 

329号車。都内のクラウンセダン指定色同様に、S.RIDEのドア広告ラッピングが施されて居ます……が、コンフォート用なのか前ドアの面積が足りていません。

 

グリーンキャブ/日交タクシー/トヨタ・クラウンセダン 2023年6月撮影

 

367号車。こちらはユアテックスタジアム仙台で行われる、なでしこジャパンの国際親善試合のドア広告を纏っている車両です。

 

グリーンキャブ/日交タクシー/トヨタ・クラウンセダン 2023年6月撮影

 

337号車。いずれもTSS後期で、前期の車両は見当たらず、当然ながらYXSも居ませんでした。

 

2008年頃を境に、都内ではハイグレード化がかなり進み、指定色でもクラウンセダンや、セドリックならスーパーカスタム以上という事業者が増え、気付けばクラウンコンフォートやセドリック・オリジナルは少数派になって行きましたが、グリーンキャブもハイグレード化に舵切りしたのは丁度2008年辺りで、丁度TSSに切り替わった辺り。

 

その事を考えるに、クラウンコンフォートはYXS、クラウンセダンはTSS……という分け方になっていたのではないかと思います。

しかし、大分前に撮影されていたグリーンキャブのクラウンコンフォートの中にTSSっぽい車両も確認出来るので、TSSでも初期のモデルは納入されていたのではないかとも思うのですが、はてさて……?