Catch the Taxi

東京都内のタクシーを中心にアーカイブして居ます。

グリーンキャブ

グリーンキャブ/江戸川営業所/トヨタ・クラウンセダン 2024年11月撮影

 

グリーンキャブの指定色クラウンセダンをまとめてアーカイブ。いずれもS.RIDEドア広告ラッピング仕様です。いずれも江戸川営業所です。477号車。

 

11月末に乗車した際のドライバーさんとグリーンキャブを愛する某氏から伺った話ですが、同社の東京都内の営業所はJPNタクシーに統一されるらしく、遅くとも来年3月いっぱいで指定色、黒色関係なく、クラウンセダンは引退するのが決まっているそうで。

 

噂によると同社が一定数採用しているカムリも引退するという話もあり。つくづく、都内のセダンスルーの影響だろうとは思いますが、既に大手の本体からはセダン型が引退していることを考えると、これもまた時代なのかもしれません。

 

グリーンキャブ/江戸川営業所/トヨタ・クラウンセダン 2024年5月撮影

 

こちらは406号車。5月の撮影ですが、既に引退しているかもしれません。

というのも、昨年の12月時点で同社の指定色セダンは90台程居たのですが、今年に入り一気に代替が進み、現在は10台程度にまで減少しているらしく。

 

そのうち5台は研修科、つまり新人ドライバー育成用の車両として充てがわれている兼ね合いで研修以外で動く事がないらしく、実働しているのは江戸川営業所に残る5台という話を聞きました。

 

グリーンキャブ/江戸川営業所/トヨタ・クラウンセダン 2024年12月撮影

 

475号車。475、476、477と連番で指定色セダンが残存しているようですが、これが見られるのも今年が最後でしょうか。慣れ親しんだ姿だけに都内からその姿を消してしまうのが残念でなりません。

尤も、東京以外の同社の営業所や日交タクシーこと、グリーンキャブ仙台にはこの指定色セダンがまだ一定台数残っているわけですが。

 

それにしたって、ここまで都内のタクシーから色が消えるとは思いませんでした。

大手からはほぼほぼセダン型=色付きが消え失せており、まとまった台数で見かける指定色って東京無線系と元チェッカーキャブの東京無線系とチェッカーキャブを脱退した七福グループ系くらいのもの。無論、大手と業務提携している事業者にもまだ残っているところはありますが、それでも台数はかなり減った印象です。

 

都内のタクシーヒエラルキーの話は何度か触れていますが、JPNタクシー筆頭にワゴン型の「黒色」がヒエラルキー最上位におり、その下に「指定色や白色」のJPNタクシー他ワゴン型、その下にセダンがありますが、セダンでも更にヒエラルキーが存在し、高級車や黒色が非常に好まれ、指定色セダンは一番避けられる対象になってしまっているが為に、JPNタクシーを入れられずとも、中古の黒色クラウンセダンなどで代替してしまうケースも七福系を中心に見受けられます。

 

考えてみたら、チェッカーキャブを離脱するまで、七福系で黒色クラウンセダンってかなり少数派だったはずなんですが、離脱してから1年経つ今年の頭には黒色クラウンセダンとJPNタクシー、そしてミニバンが一気に台数を増やしてるんですよね。

 

グリーンキャブ/大船営業所/トヨタ・クラウンセダン 2024年12月撮影

 

何気に初のアーカイブとなる、グリーンキャブ大船営業所。鎌倉市大船に営業所があり、湘南交通圏に当たります。

 

車体には二桁番号が割り振られてますが、無線番号?内部処理?的にはどうも4000番代が割り振られている様子。

 

今回、某氏と共に撮影させていただいたのですが、これが「セダン型」としては最後になるかもしれないと思うと、ちょっと寂しいですね。