Catch the Taxi

東京都内のタクシーを中心にアーカイブして居ます。

日月東交通

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チェッカーキャブ無線/日月東交通/トヨタ・JPNタクシー 2021年3月撮影

 

残すところ半月ほどとなったチェッカーキャブ無線の行燈を載せたチェッカーキャブの車両。馴染みのある行燈だっただけに、ちょっとばかり寂しく思いますね。

 

今回のアーカイブは日月東交通に所属するJPNタクシー。他の事業者の導入するチェッカーのJPNタクシーは小型タイプの行燈を屋根前方に載せることが多いですが、同社は従来型の台座付きの行燈が載せられています。

 

良く見ると、後部ドアにも市松模様が入り、オリンピック・パラリンピックロゴを避けるようにストライプが入ってます。

 

他の事業者で見かけるチェッカーのJPNタクシーは後部ドアに市松模様すら入れないところが多く、このようにして帯を入れて居るのはなかなか珍しいように思います。

 

ところで、深藍限定車には「オリンピック・パラリンピック終了後に各事業者でステッカーを直ぐに剥がす事、両後部ドアには社章・無線番号等の貼り付けを一切してはいけない」という旨の規定が存在しますが、この市松帯は既定的にはどうなんでしょうか?

Wikipediaでも一部事業者でこの状態の車両が存在する旨は書かれていますが……。

 

 

東都自動車

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東都自動車/トヨタ・クラウンコンフォート 2021年3月撮影

 

東都自動車は地味に色々と話題になってる車両がありますが、これもそんな1台ではないかと思える車両です。

江東ナンバーを装着した、TSS系のクラウンコンフォート デラックス。

妙に真新しい黒色のボディですが、東都の主力はトートベージュのクラウンコンフォート スタンダードと黒のクラウンセダン、深藍のJPNタクシーで、黒塗りのクラウンコンフォート デラックスは聞いたことがありません。

 

江東ナンバーなので、おそらくは東都城南交通の深川営業所の車両だと思われますが、いったい何台在籍して居るのか気になるところではありますね……。

 

どこの営業所かは不明ですが、元台東タクシーと思われるオレンジ色、白ボンネットのセドリックに東都の行燈と表記が描かれ、ナンバー取得状態のまま、お昼寝状態の車両が居るとのことで、個人的に最も気になって居るのがそちらの車両だったりします。またいつかのように、トートベージュを纏って走り回るセドリックを見てみたい感じはしますが、おそらくはキープだけして、新車が入れば置き換えるのではないかと思いますが、はてさて……。

 

 

 

 

 

八洲自動車

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チェッカーキャブ無線/八洲自動車/日産・セドリック営業車 2017年6月撮影

 

元東京相互無線系列で、互助交通や山三交通等と並んで、日産党のイメージがかなり強い八洲自動車。

しかしながら、現在、日産車はセレナとNV200があるのみで、セドリックは全部退役して居るとの情報を耳にしたので画像フォルダを漁ってみました。

 

グレードはスーパーカスタムかクラシックSVかと思いますが、言われてみると確かに同社のセドリックをここ1年くらいは見かけてないんですよね。

 

同社は2009-2010の1年間のみ製造されたドアミラー14インチ世代のセドリック営業車が在籍しており、当時撮影した記憶があります。

 

現在、同社の主力はクラウンセダンとJPNタクシーのようですが、東京相互無線、チェッカーキャブ無線と経て、チェッカーキャブと東京無線の業務提携を経るわけですから、同社を取り巻く環境の変遷もまた時の流れを感じざるを得ません。

 

 

開成交通

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東京無線/開成交通/日産・セドリック営業車 2021年3月撮影

 

三鷹にある開成交通のセドリック営業車。グレードはクラシックSVでしょうか。

 

三鷹方面のタクシー会社に馴染みがあるわけではないのですが、同社は東京無線の例に漏れず、日産車のイメージが強く、セドリック営業車のオリジナルと黒タクにクラシックSVを使ってる印象なのですが、セドリックの生産終了後はどうやらクラウンコンフォートとクラウンセダンを導入し、現在はJPNタクシーを導入しているようです。

 

 

まだまだ日産党の事業者を中心にセドリックは現役ですが、いずれもドアミラー世代ですし、JPNタクシーがどんどん増えて居る今、セドリックはクルーのようにいずれは数少なくなった玉を、日産党の事業者が取り合う……なんて事態になってしまいそうです。新車を製造できずとも、パーツ供給をもう暫く日産が続けてくれればと思いますが、自動車メーカーは慈善活動をしているわけではないですし、同社の体力を見るに、それもそう長くは出来なさそうです。

 

共栄交通

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東京無線/共栄交通/日産・セドリック営業車 2013年3月撮影

 

私事ながら、本日3月11日は誕生日でもあるので、「#ThrowbackThursday」に合わせつつ、私個人のお気に入りを掲載。

 

2005-2009の後期2nd、フェンダーミラークリアウィンカー世代の東京無線カラーの日産・セドリック営業車。グレードはオリジナル。

 

ドアミラー世代ではオリジナルでもドアミラーがメッキ処理なのでどうもベースグレード感が薄いのですが、フェンダーミラー世代のオリジナルはミラーにメッキ処理が施されて居らず、ホイールキャップレスでまさしく「ベースグレード」感満載で、実に好みです。既に都内では東京無線カラーのフェンダーミラー世代の車両を見かけなくなって久しく、改めて見返すと実に懐かしいやら、またこの姿を拝みたいやらで複雑な気持ちになってしまったり。

 

なお、共栄交通は板橋区にある東京無線に現在も加盟する会社ですが、調べる限り現在の主力は黒塗りのクラウンセダンと東京無線カラーのクラウンコンフォート、そしてJPNタクシーを導入中のようで、ドアミラー世代のセドリックはどうやら導入して居ないようです。

 

日産のヘリテージには中央無線と最後の1台だったという中央無線のブルーラインタクシーが保管されているとのことですが、いずれは東京無線カラーのドアミラー世代のセドリック営業車もここに保管されると嬉しいな、なんて思ったり。

 

 

 

 

 

 

 

毎日タクシー

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チェッカーキャブ無線/毎日タクシー/トヨタ・クラウンコンフォート 2021年1月撮影

 

毎日タクシーは江東区・深川と江戸川区・船堀に営業所を持つタクシー会社で、Wikipediaの情報が正しければ、同じく江東区・千石にあるリボンタクシーと「毎日タクシーグループ」を組織して居る会社のようです。

 

画像の車両は「江戸川」の表記があるので、船堀営業所の車両のようです。

同社で見かけるのは大半がクラウンコンフォートですが、他の車種を現時点では見かけておらず、おそらくは七福グループにも加盟して居る会社と同様にクラウンコンフォートのみが在籍して居るものかと思います。

 

なお、「毎日タクシーグループ」は同名のグループが愛知県・名古屋にも存在してますが、そちらとは全く関係がありません。

思えば2010年代前半頃まで、名古屋のまいにちタクシーグループのコンフォートが走って居ましたが、記録しそびれてしまったのが悔やまれる限り……。

 

東京無線とチェッカーキャブの合併に関して、どうやら既存車両の塗り替えは一切ないらしく、チェッカーキャブ側の行燈が東京無線に切り替わるだけのようで、統一仕様は新車導入から始まるようです。

JPNタクシーには現状指定色も無いので、おそらく深藍オリパラないしは深藍に市松帯、東京無線行燈での統一かと思いますが、今後JPNタクシーに指定色の復活ないしは他車両で指定色導入するとなった場合、どうなるのか気になるところではあります。まあ無難に黒統一とかになっちゃうんでしょうけど……。

 

ところで、チェッカーキャブには日本交通のピンクの桜よろしく、「チェックルタクシー」なる、チェッカーキャブ無線のキャラクターを模した車両が5台のみ存在しますが、この車両の処遇はどうなるんですかね……?

 

東京無線との統一後にこの手の組合無いしは会社側が用意した「珍しい」タクシーが出てくるのか、期待したいところです。

 

 

日個連

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日個連/トヨタ・プリウス 2021年2月撮影

 

都内含め、すっかり減った20系プリウスのタクシー。

都内では信和事業協同組合の大同自動車が現在でも在籍して居るようですが、法人タクシーではおそらくここくらいではないでしょうか。

 

画像の車両は日個連所属の車両。フォグランプが無いので、グレードはEXでしょう。

メーターが今時のLEDタイプの物ではなく、方向幕タイプで、都内ではかなり珍しい一品です。法人タクシーでは既にこのタイプのメーターは無いと言っても過言ではないので、懐かしいやらなにやら……。

 

ハイブリッドカーは10~20万キロ程度毎にリチウムイオンバッテリーの載せ替えが必要、とも聞くのでタクシーのように50万キロ走らせるような環境ではコスト的に難しい気もしますが、燃費等を考えるとどっこいどっこいなんでしょう。

 

ましてや、個人タクシーだと自家使用として使うこともありますから、ハイブリッドカーも十分選択肢に入るように思いますし、事実、それが個人タクシーでトヨタのハイブリッドがそれなりに多い理由なのかもしれません。