東京無線/大日本交通/日産・NV200タクシー 2017年10月撮影
本日、NV200タクシーが生産終了したというニュースをキャッチした為、東京無線所属、大日本交通のNV200タクシーをご紹介。
NV200タクシーは一応セドリック営業車の後継車として販売されていたタクシーで、一時期はニューヨークの次世代タクシー車両として独占供給される予定だったものの、それが一転し、日本より一足早く、2019年には北米での生産・販売を終了して居ました。
日本においても、2019年度は2ケタ台、2020年度に関してはなんと1ケタ台とかなり販売に苦戦して居たようです。
JPNタクシーと異なり、車いすを後ろから載せられるという強みがあった一方で、NV200タクシー販売初期はまだまだセダン型が主流だったことや、初期はLPガス設定が為されて居なかったこと、そのデザインからタクシーとして認知され難い等の問題があったように思います。
「専用車」とされている割には、貨物仕様のNV200の特装車程度でしかなかったのも大きいように私個人は思います。
機会に恵まれず、乗ったことが無いので乗り心地に関してあれこれ言えるわけではないですが、評判を見ると、北米仕様日本仕様問わず、決して「良い乗り心地」ではないようです。
画像は日産党でもある、大日本交通所属の車両ですが、東京無線カラーであるにもかかわらず、やはりタクシーとして認知され難いというのがあるのか、ボンネットに白字で「TAXI」と書かれて居ます。東京無線のいくつかの事業者でNV200タクシーを観測して居ますが、どの事業者も決して台数が多いとは感じられないので、限定的な導入にとどまって居るようです。