日本交通/トヨタ・クラウンセダン 2012年12月撮影
日本交通の行燈に描かれている桜のマークは「青色」と「金色」ですが、5台だけ「ピンク色」が存在します。
簡単に言ってしまえば、京都のヤサカグループの「四つ葉のタクシー」の日本交通版のようなもので、出会えて、乗れたらラッキーという大手のグループ会社だからこそ為せる技です。乗ると幸運の証として、記念乗車証を貰えるそうで……一度は乗ってみたい存在です。
画像の車両はクラウンセダンで、撮影当時はすべて黒塗りのクラウンセダンかつ、台数も4台だけでした。尤も、その当時は3000台程度だったので今よりもグループの台数も少ないものでした。
2021年現在、日本交通グループにはおおよそ4600台が在籍して居る他、5台が稼働中。日本交通だけでみたら出会う確率は約1/920、東京には4万7000台以上のタクシーが走って居るので、タクシー全体でみた確率は1/9400とかなり珍しいのがわかるかと思います。尤も、ピンクの桜より希少な、マニア涎もののタクシーももちろん存在すると思いますが。
撮影当時、どうもスカイツリー近辺を出入りして居た他、通常の「流し営業」は行わず、どうも観光タクシーとして定期的に駆り出されていた印象があります。
代替えし、一時期はプリウスαが使用されていたピンクの桜。現在はJPNタクシーが使われているようです。