国際電気 - Catch the Taxi

中央無線から大和自動車交通こと信和事業協同組合へと移行後の元中央無線カラーだったであろう、足立区・梅田にあった国際電気のセドリック営業車。

2022年現在でもそこそこの台数のセドリックが都内を走っていますが、2010年移行のドアミラー世代が主力で、フェンダーミラー世代のセドリックは法人タクシーだとクラシックSVが山手交通と栄光交通に残るのみ。後は個人タクシーのみです。

その為、2009年以前のフェンダーミラー世代のオリジナルは今やとても懐かしい存在で、こうして久しぶりに写真を見ると懐かしいやら、このスタイルが好きだったやら、色々とこみ上げるものがあります。

国際電気は2016年に事業を停止しており、グループ内で営業権を分割譲渡。現存しない会社ですが、同社の「ブルーラインタクシー」が日産ヘリテージコレクションに譲渡されたようで、静態保存されています。

おそらく現存する唯一のブルーラインタクシーかつ、中央無線行灯を載せたタクシー車両だと思いますが、年式が1995-2005年の後期型初期、オレンジウィンカー世代の為、微妙に年代が合わないんですよね。

本当にブルーラインタクシーと通常のタクシーの線引が無くなる直前の車両なのか、それとも寄贈に際して塗り直したのかは不明です。

そんなブルーラインタクシーの国際電気の車両が、日産・カレスト座間店に今月末から約1ヶ月の間展示される予定があるそうで……是非ともお目にかかりたいところです。

ちなみに同社の公式サイトらしきページが現在も残っているので、おまけ程度に掲載しておきます。