東京無線/宝自動車交通/日産・リーフ 2022年6月撮影
初代リーフのタクシーは都内でも一定数見受けられましたが、当時の電気自動車の性能はたかが知れており、タクシー車両としては満足の行く代物ではありませんでした。
そんな経験をした故か、都内で電気自動車のタクシーを採用する動きはかなり鈍く、電気自動車が充実している現在においても、都内で電気自動車のタクシーはかなり少数です。
逆に地方ではLPガススタンドの閉業等も相まって、電気自動車をタクシーとして採用する地域も出てきており、LPG車のタクシーが多い地域＝LPガススタンドがまだある証明になっている状況になりつつあります。
かつて30系プリウスや20系プリウスの東京無線指定色も使用していた同社は現行リーフを指定色で導入。東京無線ではおそらく唯一の指定色リーフです。
同社のホームページは情報が充実しており、採用車種も幅広く、JPNタクシーはもちろんのこと、クラウンコンフォート、クラウンセダン、セドリック営業車、NV200タクシー、プリウスα、30系プリウスと一通り、タクシー車両もしくはタクシー車両として採用実績の有るエコカーを導入しています。
とは言え、30系プリウスがまだ走ってるような話を耳にしないので、この情報がどの時点のものなのかはなんとも言えないのですが。
航続距離も性能も初代とは比べ物にならないくらい改善されていることだろうと思いますが、一度の失敗が未だに引きずられている感じは否めず、また都内のタクシー車両に求められるものが高い居住性と乗り降りのしやすさであることはJPNタクシーが証明してしまっていますから、今後も数が増えそうな感じはしませんね……。
