チェッカーキャブ無線/山三交通/日産・セレナe-POWER 2023年4月撮影
山三交通の先代セレナe-POWER。グレードはGではないかと情報を頂いてます。
日産党である同社らしいセレクトですが、やはりJPNタクシーに押されているのか今のところ同社に現行のセレナが入ったという話は聞きません。それどころか、そもそもで現行セレナを導入した法人タクシーの話を耳にせず……。
シエンタも、クラウンもですが、都内では割りとタクシーの定番車種の導入を現行ではあまり聞かないんですよね。クラウンの場合、その車格から何まで変わってるので当然としても、ポストJPNタクシーとも名高いシエンタですら、一部の事業者に留まっています。
それくらい都内ではJPNタクシーが好まれているという見方も出来ますが、実際のところはどうなんでしょう？
以前、どこかの記事でお話したかと思いますが、以前のクラウンセダン/クラウンコンフォートのような中型車の枠にJPNタクシー、コンフォートのような小型車の枠にシエンタ。つまり、都会ではJPNタクシーが、地方ではシエンタのタクシーが走るようになるのではないかと思っています。LPGスタンドの減少もありますし、LPGの値段が上昇した事で以前程、ガソリンに対するアドバンテージを得られていないとも聞きます。
そうなると、ガソリン車が地方では優位になる可能性も否めず、結果的にガソリンモデルが無いJPNタクシーよりも、ガソリンHVのシエンタの方がランニングコストも安く抑えられるということでJPNタクシーに取って代わるというのも自然なのかもしれません。
それにしてもチェッカーキャブのラグビーボール行灯から東京無線のタワー型行灯に交換したせいだと思いますが、行灯の角度が微妙に曲がってしまってますね。
