Catch the Taxi

東京都内のタクシーを中心にアーカイブして居ます。

実用興業

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東京無線/実用興業/日産・ノート e-POWER 2022年3月撮影

 

都内ではノートのタクシーを少数見かけますが、東京無線には東京無線の指定色に塗られたノートも存在します。

 

私が確認し、記録できているのは実用興業の1社だけですが、調べる範囲では葵交通、大東京自動車、和親交通、東日本交通にそれぞれ在籍しているようです。

 

実用興業の車両のみ、前後バンパーがシルバーで塗られており、いつかの30系プリウスや20系プリウスを彷彿とさせるカラーリングですが、他の会社に所属しているノートはいずれもバンパーも緑色にオールペンされており、かなり印象が異なります。

 

一度同社のノートのタクシーに乗ったことがありますが、一人で乗るならともかく、二人で後部座席に乗るのは些か窮屈で、前々から言っていますが、タクシーには向かない車両に思えます。

とは言え、現在の日産車でタクシーの選択肢に入る車両が多いわけでもありませんから、この選択も止むなし……という印象です。

 

ところでノートは新型に切り替わって大分経ちますが、現時点で現行型のノートを導入している話を聞いたのは足立区のキング交通1社のみです。

一度東京駅の八重洲口で見かけましたが、他の車輌と重なっていた為、記録を断念しました。

 

チェッカーカラーのノートを使用していた東京太陽はkmに移籍し、互助交通と台東タクシーは事業譲渡と、既に消滅していますし、残るは寿交通くらいでしょうか……?

大和自動車の栄光交通に黒色のノートが居るという話ですが、こちらも残念ながら私は見かけたことがなく、現在も走っているのか不明です。

 

コンパクトカーはタクシーのような過酷な環境下ではあまり物持ちしない印象なのですが、長く使えるのかも含めて気になるところではあります。

 

尤も、ここ20年程の車は一般的に言われる「10万キロ」を優で走れる事も多い(無論、手入れは必要ですが)ようですし、それを言ってしまえば、JPNタクシーはヤリスのプラットフォームをベースにしたシエンタをベースにしていますから、中身は言ってしまえばコンパクトカーのようなものですし、杞憂なのかもしれません。