チェッカーキャブ無線/三ツ矢タクシー/トヨタ・JPNタクシー 2022年5月撮影
三ツ矢タクシーのJPNタクシー。同社はまだまだクラウンコンフォートが主力のイメージなので、JPNタクシーは珍しく感じてしまいます。
とは言え、UDステッカーが緑色なので2020年以前のモデルのようで、ナンバーも希望ナンバーではなく振り出しナンバーのようです。
他のチェッカーキャブ系事業者は前後のドアに貼られた市松帯を剥がし、S.RIDEの広告を貼るケースが殆どですが、同社のタクシーは市松帯を剥がさず、そのまま上にS.RIDEの広告を貼り付けています。その為、よく見ると市松帯が半分見えてます。
正直、ステッカーの上にステッカーを貼るのか……と思ってしまいますが、そこもまたチェッカーキャブらしいと言えます。
改めてこの車両を見ていて思ったのですが、行灯がチェッカーキャブから東京無線のタワー型行灯になるだけでチェッカーキャブ要素だとわかる要素が消滅するのだと認識しました。私含め、タクシー好きには事業者でおおよそどこのグループか判別出来ますが、一般の人にしてみればこれは東京無線のタクシーですよね。
現在、それぞれのグループに指定色の車両が一定数残っていますし、それら車両を塗り替える事は現時点では予定されて居ないようですが、いずれJPNタクシーで殆どの車両を置き換えれば、見分けは殆ど出来なくなりそうです。