Catch the Taxi

東京都内のタクシーを中心にアーカイブして居ます。

アサヒ交通

チェッカーキャブ無線/アサヒ交通/トヨタ・JPNタクシー 2023年1月撮影

 

アサヒ交通のJPNタクシー。行灯の位置やピンク色のUDステッカーという点を加味すると、2021年4月以降に導入された車両と思われます。

 

同社は今年の7月から、日月東交通が今年の10月からkm入りという情報が入っています。

SNS出の情報ですが、いずれも求人サイトに掲載されていた情報のようなので、ほぼ確定ではないかと思います。

 

尤も、既にkmと業務提携を開始した美松交通同様、アサヒ交通と日月東交通は富士グループの一角ですし、美松交通が業務提携を開始した時点で同グループの移籍は決まっていたようなものでしょう。年内なのか、来年に持ち越しかはわかりませんが、高砂自動車も確実だと思います。

 

また、確定情報ではありませんが、SNSの情報なので、山三交通もチェッカーキャブを脱退し、日本交通、もしくはkm入りを予定しているという話もあります。

山三交通にはセドリックがまだ一定数在籍している事業者ですが、処遇がどうなるのか気になるところです。

 

やはり、ここまで脱退が相次いでしまうと、チェッカーキャブが解散するのも時間の問題に思えてなりません。当然、今オレンジ色の車両も塗り替えられるでしょうし、記録出来るうちに記録するべきなのかもしれません。

 

下町のタクシーと言えば、かつてはチェッカーキャブが非常に優勢で、私が子供の頃に総武線沿線の駅前にはオレンジ色の車両が大量に付け待ちしていたのも記憶にまだ残っていますが、これももう過去の話になってしまったな、と感じますね。

もし、同グループが解散となった場合、かつては同グループ以外に、中央無線、ANZEN興業、京急交通とたくさんあった朱色のタクシーが東京から消え去ることになりそうです。

朱色のタクシーは慣れ親しんだ存在だけに、もしそうなってしまえば大変寂しい限りですが、これもまた時代の流れでしょうか。