東京無線/東京第一交通/トヨタ・JPNタクシー 2018年1月撮影
今でこそ、従来と同じタイプの行燈が採用されている東京無線のJPNタクシーですが、2017年に投入された直後の東京無線の車両は新タイプの行燈を採用して居ました。
当初、トヨタは行燈でさえも新しい形として提案しており、カタログ仕様で見られるような屋根前面部と後部にそれぞれ細長いタイプの物を装着することを提案して居ました。
しかしながら、やはりそれだとタクシーとしてわかり辛いということなのか、はたまたコスト的な面なのか、あまり普及はせず、新タイプの行燈を採用したのは大手だと日の丸自動車交通とチェッカーキャブくらいのもので、大手4社や東京無線は従来のタイプの行燈に戻していたように思います。
尤も、コストカットに限定された話ではなく、従来型の行燈を採用する事業者が多いのは、指定色廃止で、それぞれの事業者の独自性を担保するとなると、行燈以外の選択肢が殆どなくなるからだと思いますが……。
現在殆どと言って良い程、このタイプの行燈を見かけませんが、まだこのタイプを採用して居る事業者は存在するのでしょうか。
ちなみに「東京第一交通」とは名前がついているものの、第一交通グループとは無関係です。