劇用車/トヨタ・JPNタクシー 2020年11月撮影
偶には変わった車両をご紹介。タクシーの劇用車です。
最初にこの車両を見つけた時、いったいこの車は何者なんだ？タクシー指導車？それとも自家用車？個人タクシー？
……等々、色々考え付きはしたのですが撮影当初はこれが何なのかわからないままでした。丁寧にも、オリンピックナンバーに緑色のナンバープレートホルダーを取り付けることでより「タクシー」に近づけて、ぱっと見では行燈の無いタクシーにしか見えません。
尤も、ひらがなが事業車両に用いられる「あ～え」「か～こ」「を」ではないので、タクシーではないんですが、撮影当初はそれに気づいてませんでした。
この車が劇用車であることを知ったのはそれから数日後のツイッターです。
同じナンバープレートで、同一の仕様で撮影されたJPNタクシーが劇用車であることを知りました。まさか劇用車とは、不覚でした。
以下にサイトを掲載しておきますが、「レトロエンタープライズ」で導入されているとのことで、なんでも劇用車としては業界初のJPNタクシーだそうです。
ドラマではよく、実際のタクシー会社に協力を得て、撮影して居ることも多いですが、必ずしもそれが必要ではない、あるいはCMのようにそれが出来ない場合も多々存在することでしょうし、こういった劇用車の貸し出しは一定の需要があるのは想像に容易いです。
余談ですが、以下のサイトによると同じく貸し出して居るらしい、4社カラーのクラウンセダンが「クラウンコンフォート」と明記されているのですが、誤植なのか、はたまたクラウンコンフォートにクラウンセダンのパーツを乗せているのか少しばかり気になったり……。
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