共同無線/泰進交通/日産・セドリック営業車 2014年1月撮影
昨年に続いてデジカメで撮影していた車両からピックアップ。前の記事でも触れた泰進交通。
セドリック営業車生産終了後はトヨタ・クラウンコンフォート、クラウンセダン、プリウスαと導入し、2019年頃からJPNタクシーとトヨタ車を導入していた泰進交通。
それ以前は日産党と言っても差し支えがない程、セドリックの比率が高い事業者でした。
共同無線が解散し、日の丸自動車と合流したのが2015年の秋。
対する、この車両の撮影時期は2014年の1月ですが、ツイッターで調べてみるとどうやら「88-36」ナンバーの共同無線カラーのドアミラーセドリックも見つけられるので、どうやら数台はドアミラーセドリックの共同無線カラーが存在していたようです。
おそらく……というか解散時点でドアミラーセドリックは愚か、セドリックの共同無線カラーは泰進交通にしか存在していない可能性が高い代物でした。
なお、バンパーが紺色に見えますが、これは同社の共同無線カラーのクラシックSVに見られる特徴で、クリアウィンカーフェンダーミラー世代のセドリックのクラシックSVにも見られたものでした。
そんな同社がいつ頃までセドリックを使用していたのか不明ですが、2020年時点でも敷地内にナンバーの取り外されたセドリックが2台居たので、2020年時点でももしかすると1台程度は稼働していたのかもしれません。
個人的な印象ですが、グループ解散・統合や導入時期の関係もあり、ドアミラー世代のセドリック営業車の共同無線カラーと中央無線カラーはあまり撮影されていないのでは無いかと思います。
確かにその時代、その瞬間に存在していたはずのものが、人々の記憶の中などにあるだけで、今現在はこの世界のどこにも存在せず、写真で記録されていれば良い方で、記録すらされずに埋もれて行ってしまったものが沢山あるのが少し寂しいものですね。
まあ運が良いとYoutube等に上がっている車載動画に写り込んでいたりしますので、時々そう言った古い都内を歩いたり、車で走っている動画を見ると楽しかったりします。
