日本交通/栄泉交通/日産・セドリック営業車 2023年4月撮影
ようやく記録出来た、日本交通と業務提携を開始した後の栄泉交通のセドリック営業車。グレードはオリジナルで、見ての通り、元々はチェッカーキャブカラーです。
10年程前、他グループに所属していた事業者が日本交通含め、東京4社と業務提携を開始する際にはスタンダードグレードの車両はイエローに赤帯で、ボンネットから帯を抜いた、「業務提携カラー」に再塗装されて居ました。
2023年現在、既にセドリック営業車やクラウンコンフォート系の年式が古い事もあり、長くは使わないで、JPNタクシーが納車され次第、置き換える前提で営業しているという事なのか、再塗装すら行わず、帯を上から貼り直し、行灯を交換するに留めた車両が登場しました。
現時点では栄泉交通と毎日タクシーの2社でこの仕様を確認しています。
一応、一部車両は黒色に塗り替えられていますし、他のほぼ同時期に日本交通に加入した事業者でも黒に塗り替えるケースが多いので、この仕様はかなりレアケースなのですが、コストカットを極めていると感じてしまいますね……。
とは言え、数年程前から、日本交通は都外の営業所で営業権を譲り受けた際、元の事業者が所有していた車両をほぼ塗り直さずに使用しているケースも見受けられましたし、こうなるのも無理はないのかもしれません……が、これ、見た目が見た目ですし会社を間違えてしまう事も多そうですよね。
正直、GOのアプリではどのように表示されるのか気になるところです。
日本交通/栄泉交通/日産・セドリック営業車 2023年4月撮影
こちらはカスタム。同社はオリジナルが主で、後は黒塗りのクラシックが殆どなのでカスタムは珍しい気がします。フェンダーからサイドモールがチラ見えしていますね。
栄泉交通のセドリックは全車GOのドア広告ラッピングが施されているようですが、毎日タクシーの車両にはGOのドア広告ラッピングは無さそうです。
それにしても本当にインパクトが凄いですし、タクシーウォッチャー達が湧き上がるのも無理ない外観です。まさしく「過渡期だから見られる装い」で、いつしかの共同無線の移行期間を思い出します……。その比では無いんですが。