東京無線/つばめ交通/トヨタ・クラウンセダン 2021年2月撮影
つばめ交通は足立区のタクシー会社で、70台を保有する事業者。広島にも同名のタクシー会社が存在しますが、関係は有りません。
同社の公式ツイッターを見る限り、昨年末時点で在籍する70台のうち48台がJPNタクシーに置き換わっているとのことなので、同社の東京無線カラーのクラウンセダンは珍しい存在のようです。
そんな同社の駐車場には野良猫が住み着いているようで、ツイッターにはタクシーやそれに関連した情報以外に、野良猫の成長記録も掲載されており、アットホームだと書かれている通り、同社の和気藹々とした雰囲気がツイートからも伝わってきます。
さて。今日から3月で、東京無線とチェッカーキャブ無線の業務提携開始まで1か月を切ったわけですが、未だに東京無線カラーのタクシーがどのように変化するのかがわからないままです。
私個人としての願望は東京無線の白いストライプを市松模様に変更する程度にとどめて欲しいところですが、全くの未知数のままで本日まで目立った変更をしている会社は無く……。やはり3月末か4月入ってから順次切り替えなのでしょうが、私個人としてはやはり東京無線のカラーリングが好きなだけに、どういう処遇になるのかがわからない現状にやきもきして居ます。
COVID-19による影響でタクシー業界は本当に苦境に立たされており、また世界的に見てライドシェアの台頭でタクシーという乗り物そのものの存続が危ぶまれていますが、今後、世界が、日本が、タクシー業界がどう移ろっていくのか全くの未知数です。
90年代後半、バブル崩壊以降から無線の統廃合は進んできましたが、現在の状況はそれ以上に無線の統廃合を加速させている状況が続いており、JPNタクシーの登場で従来のタクシー像が変化したことも相まって、まさしく「時代の変遷」を迎えて居るのだと、つくづく感じます。
