チェッカーキャブ無線/八洲自動車/日産・セドリック営業車 2012年11月撮影
「#ThrowbackThursday」の今日紹介するのは八洲自動車のセドリック営業車。
ぱっと見、最終型のように見えるこのセドリックですが、注目すべきはタイヤ。
この車両は2009年から2010年までのおおよそ1年間しか生産されなかった14インチタイヤのモデルです。ドアミラー化直後のモデルです。
今も昔も、JPNタクシーがフェンダーミラーであることからわかるように、タクシーはフェンダーミラーが主流で大変好まれており、ドアミラーのみの設定になったセドリックは変更直後、結構不評でした。
その為、1年間しか生産の無かった14インチドアミラー世代はかなり珍しく、都内でも極々限られた台数しか存在せず、記録している14インチドアミラー世代は極僅かだったりします。
ドアミラーになったことでクラウンセダンやクラウンコンフォートの導入に切り替えた会社も多い中、日産のセールスマンの努力もあったのか、15インチ化し、コストカットも相まって、カスタム以上のホイールキャップがキャラバンやセレナ等と共通化された最終型ドアミラー世代は日産党の事業者を中心に導入されていくことになりましたが、その分だけ、やはりこの世代はかなり目立たない存在だと言えます。
なお、同社は15インチに切り替わってからはオリジナルではなく、一つ上のカスタムを導入してます。
都内では最終型ドアミラー世代はカスタム以上のグレードを導入するようになった事業者が多く、オリジナルを導入して居たのは互助交通、東京都民自動車、東京合同自動車、大日本交通くらいしか思い浮かばないです。
さて。4月まで1週間を切った今、チェッカーキャブのラグビーボール行燈ももうそろそろ見納めになります。公式SNSを有する加盟会社を見るに、既に各社、準備に入って居るようです。