コンドルタクシー/トヨタ/JPNタクシー 2021年5月撮影
コンドルタクシーのJPNタクシー。城西・城南地区のタクシー会社なので、城東地区で同社のタクシーを見かけることは結構稀な事なので、初めて実車を見かけました。
この度、同社のJPNタクシーが、香港微影・Tinyより、製品化されたのでいずれ紹介したいと思っていたところでした。
Tinyは香港のミニカーブランドで、香港の働く車を中心に、台湾の働く車、香港仕様・台湾仕様の日本車・欧州車を製品化しているメーカーで、トミカをリスペクトしているのが伺えるつくりをしています。
そのTinyの日本正規輸入代理店を努めているのが、ミニカーショップガリバー。
ガリバーという名前に聞き覚えのある人も居るのではないかと思いますが、ガリバーは2015年辺りまで、「ガリバー64」の名前で都内のタクシーを中心にクラウンコンフォートとクラウンセダンで製品化していました。このブログの読者の中にも、ガリバー64の1/64スケールのタクシーのミニカーを持っている人も居るのではないかと思います。
そんなタクシー大好きなミニカーショップガリバーと、同じく働く車大好きTinyが日本市場を開拓する上で手を組み、そこで登場したのがコンドルタクシーのJPNタクシーです。
JPNタクシー自体は既にTinyから、香港タクシー仕様(=香港仕様JPNタクシー=2代目コンフォート)として登場しており、その金型の別カラーとなります。
コンドルタクシーが選ばれた背景を推察するに、都内を走るJPNタクシーの実に9割近くが2020東京五輪仕様な一方で、同社は標準的な黒塗装のものをベースにしていることが理由として挙げられるものだと思います。
夏頃には今は退役している日本交通の30系プリウスのタクシーが販売予定ですし、今後、ノーライセンスのNV200風ワゴンタクシーをベースに、東京無線やチェッカーキャブ辺りのタクシーも出そうだなあ、と思っていたり。
それにしても、よく見ると、ホイールがJPNタクシー純正のものではなさそうですが、170系辺りのクラウンのものでしょうか?
ホイールはJPNタクシーの純正オプションで選択できるもののようです。都内ではかなり少数なように思います。