Catch the Taxi

東京都内のタクシーを中心にアーカイブして居ます。

北都交通

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北都交通/トヨタ・JPNタクシー 2022年1月撮影

 

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北都交通/トヨタ・JPNタクシー 2022年1月撮影

 

北都交通はバス事業およびハイヤー・タクシー事業を手掛ける札幌の事業者。

空港連絡バスを走らせて居るので、新千歳空港もしくは丘珠空港を利用した人の中には同社の連絡バスで中心部に移動した方も居るかと思います。

 

そんな同社はJPNタクシーを現在導入して居るようです。かつてはクルーやコンフォートも在籍していたようですが、私個人が見たのは10年以上前の事で、前回札幌を訪れた2017年時点でコンフォートを見かけたかも……?程度で割と札幌市内では早い段階で車両を切り替えたのではないかと思います。ツイッターで検索をかけると、同社のコンフォートが昨年の11月に稚内市に輸送されて居るのを見た、という画像付きツイートが見つかるので、既にコンフォートは退役しているのかもしれません。

また、NV200も在籍していたようですが、こちらは早い段階で退役したようです。

 

同社は道内でも早い導入で札幌トヨペットの出発式にも参加していたそうで。

やはりバス事業を手掛けている事、ドル箱路線だったであろう空港連絡バス路線を複数持っている事で比較的道内でも体力のある事業者なのではないかと思います。

 

グレードは匠ですが、純正ホイールではないのでおそらくスタッドレスタイヤかと思いますが、純正ホイールを履いてる同社のタクシー画像が今の所見つけられていないので、夏でもこのホイールなのかもしれません。

 

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北都交通/トヨタ・プリウスα 2022年1月撮影

 

こちらはプリウスα。前回訪れた時、同社のタクシーの主力はこの車種というイメージでした。

同社のバスと比べると大分地味なデザインの印象がありますが、JPNタクシーになってから若干デザイン面積が広くなったこともあってか、シンプルなデザインの多い札幌のタクシーでは目立つ部類のデザインのように思います。

 

さて。実はこの5日間、北海道・札幌市に足を運んでいました。

この時勢ではありますが、個人的な事情で旅行以外でこの地を訪れるのが最後になるかもしれない……ということでタイミングもさる事ながら、札幌へ渡りました。

しかし、運が良かったのか悪かったのか、近年稀に見るレベルの大雪。どこもかしこも雪、雪、雪。東京でもつい先日大雪に見舞われましたが、その比ではないなと改めて感じます。雪質もかなり違いますが。

 

今回5年ぶりに札幌を訪れて、札幌のタクシーに感じた印象を記しておきます。

前回、2017年の9月に訪れた時はまだJPNタクシー登場前で、クラウンコンフォート系の生産が終わったばかりの頃でした。

その頃の札幌のタクシーの印象はやはり小型車が圧倒的で、クルー生産終了から8年が経過しても、少数存在が残ってる。そんな印象でした。事実、2017年中には2回記録できています。

 

それから5年。COVID-19の影響もあったとは言え、そんなに札幌に行っていなかった事実にも驚きますが、5年も経てばやはり色々変わるというもので。

 

2020年2月に札幌はタクシー料金が改定され、小型・中型関係なく、一律での初乗り料金に移行したようで、ちらほら中型車であるクラウンセダンを見かけました。

その多くはおそらく都内からの中古と思われますが、そういう車両に加えて少し増えた印象があったのがNV200タクシー。既に生産こそ終わっていますが、着実にある程度の台数を増やしていた事が伺えます。

当然、JPNタクシーも数を増やしていて、地方都市と言えども、北海道の中心地なだけあり、札幌も例外なくタクシーが置き換わっているのを実感しました。

 

また、クルーのタクシーを今回1度も見かける事がありませんでした。雪で休車状態なのか、はたまた生産終了から10年が経過したこと、雪国であることを考慮するとその多くが引退した可能性が高そうです。