Catch the Taxi

東京都内のタクシーを中心にアーカイブして居ます。

実用興業

東京無線/実用興業/トヨタ・JPNタクシー 2023年8月撮影

 

実用興業のJPNタクシー和。ノートンのドア広告ラッピング仕様です。

ドアだけとは言え、黄色が入る事でよりタクシーっぽさが増すように思います。

 

同社のJPNタクシーは初期の頃は和を導入して居ましたが、ピンク色UDステッカーに切り替わった辺りから匠が導入されており、少なくともピンク色UDステッカーの和を見た記憶がありません。

 

東京無線/実用興業/トヨタ・クラウンセダン 2023年7月撮影

 

こちらはクラウンセダン。

同社ではまだセドリックが活躍していますが、それでも台数は減っている印象で、主力はJPNタクシーに切り替わりつつある印象です。

 

クラウンセダンもとい、YXS/TSS系は耐久性も非常に高く、パーツの汎用性も高く、当然、球数も非常に多く、生産終了から6年が経つ今でもかなりの台数が走って居ますから、向こう10年は安寧だろうとと思いますし、なんならJPNタクシーよりも長持ちするのではないかとも思いますが、はてさて。

 

色々意見もありますが、やはり一度耐久性の高い、化け物じみた完成された車を作ってしまうとその後に苦労する……という典型的なパターンのように思えます。

JPNタクシーは持って50万キロ。30~40万くらい行けば良い方との事で、耐久性は決して悪くないとは思いますが、やはり50万キロ以上走れてしまうYXS/TSS系を前にしては評価が悪くなるのも致し方ないと思いますね。

 

車体価格が高いのも当然影響してるだろうと思いますが、現在の安全装備その他、法規制を前にすると高額傾向になるのもまた難しいところのように思います。

 

あとはUDタクシー用の設備も車体価格を上げる要因にも思えてなりませんね。