東京無線/豊和自動車/トヨタ・JPNタクシー 2023年4月撮影
豊和自動車は宮園グループの一翼を担う事業者で62台が在籍しています。同社は1984年に宮園グループに買収され、その際にチェッカーキャブから東京無線に移籍したようです。
公式ホームページには在籍車両の内訳が書かれており、57台がJPNタクシー、2台がクラウンコンフォート、3台がクラウン、おそらくはクラウンセダンの事かと思われます。既に9割がた、置き換えが完了しているようです。現在は匠を導入しているようですが、今回撮影した車両のように、和も在籍しているようです。
行灯が屋根前方に取り付けられるJPNタクシー用の新タイプが使用されています。
東京無線に導入されたJPNタクシーのうち、割りと初期の車両では多く見られたこのタイプの行灯ですが、後方から見た時に空車かどうか視認しづらく、またタクシーと認識しにくいという問題があった為か、あまり普及しなかった印象があります。
尤も、車庫の関係でこのタイプの行灯を使用している事業者は少なくなく、同社も例外では無さそうです。
前方からなので目立たないかと思いますが、トランク上、屋根後方にチェッカーキャブと同タイプの小型行灯が取り付けられています。
東京無線でこのタイプの行灯を装着している車両を目撃したのは実用興行くらいだったのですが、どうも最近に入り、他の東京無線加盟事業者でも設置を進めたのか、大輝交通でも同様のパターンを目撃しています。
やはりチェッカーキャブとの統合を見据えての動きに思えてなりませんね。